設備資金の概要

初期開業時を含め単発的に必要な資金

設備資金とは土地や建物、機材等の長期的な生産活動に必要な設備を購入する資金です。簡単に言えば、物品や不動産など企業資産の購入に要する資金のことです。ただし販売する商品や原材料の仕入れにかかる費用は含まれません。また、事業所を賃貸で調達する際は、入居に必要な初期費用だけが設備費用に計上されます。その後の賃料などは、設備資金に該当しないことになります。 設備資金を分かりやすく言えば、企業を継続的に運営するための資金となります。それゆえ会社内からいずれ外へ移動する原材料や物品に関しては、長期的資産に該当しないと言えます。これらは運転資金に該当します。設備資金が運転資金と異なるのは、初期開業時を含め単発的に必要だということです。

長期的な企業活動に必要なコスト

企業の主な設備資金で先ず挙げられるのは、土地や建物の購入や入居資金です。そこには土地や建物の購入をはじめ、賃貸入居に関わる全ての初期費用が含まれます。当資金に準ずるものとして、事業所の改修・改装費用なども設備資金に計上できます。但しこの場合は企業活動を行う拠点不動産に限られ、一時的な事業所には適用されません。 次に挙げられるのは生産機器や車両、パソコンなどの社内備品です。これらは企業活動のために、社内で継続的に使用されることが前提となります。そして最後に挙げられるのが、自社ホームページやIT関係の無形資産です。ネット回線導入やホームページ作成費用など、長期的な企業活動に必要なコストは設備資金に該当します。