開業資金の概要

開業資金の大枠「設備資金」と「運転資金」

事業を始める上で必要となってくる事業資金ですが、大きく2つの事業資金が基本となるのではないでしょうか。1つ目は「設備資金」です。設備資金とは、事業を始める際に必要な設備への初期投資に使われる資金を指します。例えば、事業に必要な建物を購入する際の資金、パソコンやコピー機などの機材や社内の備品。サービス業であれば、借りた店舗の内装費用が含まれ、その中で商品の製造、販売をするのであれば、製造用の機材などが設備資金に当てはまります。2つ目は「運転資金」です。これは事業を続けていく上で必要な資金のことを指します。具体的には、事務所を借りた際の家賃や光熱費、事業を運営していくための人件費、広告宣伝の費用や商品を扱うのであれば、原材料など仕入費用が運転資金に該当していきます。

融資を受ける際に必要な設備資金と運転資金の事業計画

資金調達の手段に融資を受けるという選択肢を考えた時も、設備資金、運転資金という2つの資金計画が大切になってきそうです。融資をしている各機関の案内を見ていくと、この2つの項目での融資を受付しているものが多くあります。融資を受ける際に設備資金に関しては金額の大きいものが多い傾向があるため、比較的返済期間が長く、融資まで時間がかかるのが特徴です。運転資金は初期投資としての融資は受けにくい傾向にあり、返済期間が短いという面がありますが、融資まで短い時間で実行されるというのが特徴です。開業資金を調達するうえで、設備資金、運転資金の使途を明確にして、どのように事業を運営していくのか、健全な事業計画を立てることで事業の安定だけでなくスムーズな融資にもつながります。